シャープの新製品XG-C50Xは、Infocomm JAPANでも展示されていましたが、ローコスト、高輝度機として実力派のマシンです。一見すると大きく、ゴツイ印象ですが、重さは3000ANSI機としては最も軽い5.1kgにとどまっています。価格は798,000円で、これも3000ANSI機としては最低価格です。
EPSONから、小型、ローコストプロジェクター3機種(XGA機1機種、SVGA機2機種)が発売されました。
三洋電機のLP-XT15(S)、LP-XT10(S)は、1インチ液晶パネルを使った高輝度液晶プロジェクターです。1インチパネルを使った製品は各社から出揃ってきて、明るさは3200(2500)ANSIルーメンで他社製品と大差ありませんが、液晶のねじれ不足を補償するハイコントラストオプティカルシステムを使った本機では、800:1の高コントラスト比を実現しています。また、プログレッシブ回路の改良、動き適応型ライン補間機能の採用により更なる高画質化が計られています。
TLP-T701J、TLP-T700J
TLP-T401J、TLP-T400J
LP-XP46(S)は小型機(10kg以下)としては最高の4100ANSIルーメンの高輝度、800:1の高コントラストを実現しています。台形歪補正は、上下方向のほか左右方向も±10度の補正が出来ます。従来通り、電動レンズシフト機能があり、レンズ交換も可能で設置性が良くなっています。また、エコモードにすることにより、ファンノイズを減らし、ランプを長寿命化することも出来ます。
大分遅くなってしまいましたが、東芝の書画カメラ付液晶プロジェクターのニューラインナップをご紹介します。(写真左からTLP551J、TLP681J、TLP781J)TLP551Jは、1.2mの距離で60インチに投影出来る短焦点レンズを搭載し、レンズシフト機能もついています。81万画素の書画カメラ部も従来機に比べてはるかに小さくまとめられ、アームも邪魔になりません。これで重さ4.3kgに抑えられているので、モバイル使用も出来そうです。同時に書画カメラなしのTLP550J、SVGAリアル対応のTLP251J、同書画カメラなしのTLP250Jも発売されました。
東芝からはしばらく新規開発機種のアナウンスが無かったのですが、今回久しぶりに新製品TLP-X21J及びTLP-X20Jが発表されました。
GT1150は、6月のInfocommで発表されていましたが、その場にいた開発担当者の話では、3管式プロジェクターの置き換え用途を目論んでいるとのことでした。
ソニーのVPL-CX5は、2.7kgの小型軽量ながら、明るさ2000ANSIルーメンの高輝度プロジェクターです。マイクロレンズ付0.7インチ液晶パネルを採用し、2000ANSIルーメンの驚異的な明るさを実現しています。
LT157Jは、従来のLT155Jの後継機で、新規開発のマイクロレンズ付液晶パネルの採用により、明るさ、コントラスト比などが大幅に向上しています。
日立のCP-X990Jは、明るさ3500ANSIルーメンの高輝度プロジェクターです。横方向台形歪補正機能を新たに備えたほか、ビデオ画質を向上させるため新規開発のプログレッシブLSI、2-3プルダウン回路、画像暗部のコントラストの強調回路など搭載しています。また、明るさを落とすことによりファンノイズを低減させる静音モードを採用しています。
CP-X990J
CP-X430J
三洋電機のLP-XU31(L)は、従来のLP-XU30(L)に1.8mの距離で80インチ画面を投影出来る短焦点レンズを搭載し、縦横台形歪補正機能を追加した製品です。価格は従来と変わっていません。自然な階調再現が出来るD-AUCC回路を搭載し、10ビットデジタルガンマ補正機能により好みの階調設定が出来ます。明るさも1700ANSIルーメンあり100人程へのプレゼンテーションにも十分使えます。
PANASONICのTH-LC75は、同社のシリウスJr.シリーズの最新モバイル機です。0.7インチ液晶パネル機としては、最高クラスの1200ANSIルーメンの明るさで、以前のTH-LC70の2倍以上の明るさになりました。また、3Dデジタルガンマ補正回路、デジタルシネマリアリティ回路などにより、動画の再生も高画質化されています。RGB入力はモバイル機としては珍しく2系統あり、1系統入力時は他方をモニタアウトとして使えます。また、短焦点レンズを採用している他、ワイドコンバージョンレンズを使えば、1.9mで80インチの投影が出来ます。同時に、SVGAリアル対応機TH-LC55も発表されました。
日立のCP-X380SJは、3.2kgの軽量ながら2000ANSIルーメンの明るさを達成した高輝度プロジェクターです。最近0.9インチパネルを使った2000ANSIルーメン機は各社から発売されていますが、三洋のLP-XU35(S)を凌ぐ抜群の軽さとなっています。また、高さ(厚さ)も76mmと薄く、持ち歩きも楽です。
富士通のPJ-X3000は、3000ANSIルーメンの高輝度機でありながら、初めて定価100万円を切る製品となりました。(同社の同等品は、ゼロックスブランドでは、以前から低価格の製品が多く、当社でもXP700等は随分売らせて頂きました。)大きさは奥行きがかなりあり、決してコンパクトな製品ではありませんが、実力派プロジェクターといったところでしょうか。電動ズーム、フォーカスの他、レンズシフト機能も搭載していて光学的に映像を上下出来ます。入力コネクタも豊富で、RGB2系統(1系統はBNCコネクタ併設)、デジタル入力(DVI-D)、コンポジット、Sがあります。
EPSONから世界初のネットワークプロジェクターELP-8150が発表されました。この製品は6月のInfocommの報告でも取り上げたので、ご記憶の方も多いと思います。ELP-8100にブースターを付けたような独特のスタイルですが、ここにネットワーク対応機能が収まっています。
ELP-713は、ELP-715同様の筐体で明るさも1200ANSIルーメンで同じです。機能上の違いはというとPCカードによるパソコンレスプレゼンの機能がないこと、D4対応でないことなどです。また重さは僅かに軽くなり、価格は698,000円となりました。
EPSON ELP-7700、7600は従来のELP-7350、7250の価格帯の製品ですが、明るさは従来の高輝度機ELP-8000をも上回るもので、コストパフォーマンスは抜群です。
以前の製品 2
東芝 TLP-T50M(J)
日立製作所 CP-X327J
SHARP XG-C50X
バヨネット機構によりレンズ交換もワンタッチで行えます。標準では1.27倍のズームレンズがついていますが、オプションで短焦点レンズ(2.4m〜100インチ)が用意されます。これも低価格であって欲しいものです。3Wのスピーカー内蔵、操作ロック機構など、全体に教育市場を主なターゲットとして設計されたプロジェクターのように思われます。
EPSON ELP-73
ELP-73は、ELP-71の後継となる製品で新開発の高開口率液晶パネルの搭載により、明るさは1500ANSIルーメンにアップしています。価格も5万円安くなりました。
ELP-71との違いは明るさの他、自動台形歪補正機能の搭載、デジタルズームから光学ズームへの変更、リサイジング可能な解像度が1ランクアップ、「カラーリアリティ」による6つの画像モードが選択可能、などの点です。
いわゆる入門機としては十分過ぎる性能、機能を持つ製品で、同社の上位機ELP-720との棲み分けが難しそうな気がします。
三洋電機 LP-XT15(S)、LP-XT10(S)、LP-XU40(S)
その他、上下方向の電動レンズシフト、上下左右台形歪補正機能、ワンタッチレンズ交換、31dBAの低騒音などの特長があります。価格は、他社製品より10万円ほど安く設定されており、高輝度機においても値下げ競争が激化してきました。
LP-XU40(S)は、0.8インチ液晶パネルを使い、2000ANSIルーメンの明るさの製品ですが、どうもこのシリーズは製品が増えすぎていて、専門に販売している私どもでも区別がつきにくくなっています。この製品は、XU38と仕様の差は大してないようなので、やはり最近の低価格化に対応した製品、との位置付けとなっているようです。
(XU38:698,000円→XU40:548,000円)
LP-XT15(S)、LP-XT10(S)
LP-XU40(S)
東芝 TLP-T701J、TLP-T700J、TLP-T401J、TLP-T400J
三洋電機 LP-XP46(S)、LP-XP41(S)
オプションの、PJネット・オーガナイザー「POA-PN01」を装着すれば、ネットワークを利用して、電子メール告知、自動タイマーON/OFF、Webマネジメント等の管理/制御ができます。 入力端子はアナログRGB、コンポーネント(BNCコネクターでアナログRGB兼用)、コンポジット、S、DVI-Dと多彩になっています。
4000ANSIルーメンと言えば、少し前までは業務用の一人では持ち歩けないような大型機の明るさでしたが、このクラスで実現出来たのは驚異的です。
LP-XP41(S)は、3300ANSIルーメンの高輝度ながら、100万円を切る廉価モデルです。
東芝 TLP551J、681J、781J他
TLP681Jは、従来のTLP671Jの後継機で、明るさが1400ANSIルーメンにアップされています。オーバーレイ機能、マーカー機能により便利な使い方が出来ます。書画カメラなしのTLP680Jは、重さ3.7kgで明るさ1400ANSIルーメンです。ただ上位のTLP781Jと価格差が5万円なのでコストパフォーマンスがいまひとつといったところですが、実売価格で差をつけるのかも知れません。
TLP781Jは、小型ながら2000ANSIルーメンの明るさが得られる書画カメラ付高輝度プロジェクターです。書画カメラ付プロジェクターとしては初めて、上下左右台形歪補正機能を備え設置の自由度が高くなりました。入力部はアナログRGB入力コネクタのほか、DVI入力コネクタ(DVI-I)を備えています。書画カメラ部は145万画素の高解像度カメラを搭載しています。書画カメラなしのTLP780Jは、重さ4.2kgで2000ANSIルーメンと、エプソンELP-810、三洋LP-XU35(S)に近い明るさ、重さ比となっています。
東芝 TLP-X21J、X20J
TLP-X21Jは、東芝独自の書画カメラ搭載タイプで、従来の製品TLP771Jに比べ高輝度化、小型化されています。
搭載された書画カメラは従来の81万画素から、145万画素へ高解像度化され、書類の高精細投影が出来ます。
また、今回始めてPCカードスロットが付き、書画カメラで撮った画像をPCカードに取り込むことが出来ます。
言わばデジカメ代わりに使えるようですが、A4サイズ程の読み取りには145万画素もあれば十分なのでしょう。
本番前に書類をPCカードに保存しておけばスマートにプレゼン出来そうです。
しかし、本番ではカメラの下でなんだかんだと書類や写真を弄り回せるところに本機の意味があるのかもしれません。
ついでに、TLP-X20Jは、5.3kgで2400ANSIルーメンで、当社で決めたANK値(ANSIルーメン値/重さkg)では
三菱のLVP-X400の447ANKを凌ぐ453ANKでトップです。
NECビューテクノロジー GT1150
従来の製品とは一線を画したデザインは、確かに天吊り向きです。明るさは、3000ANSIルーメンで今となっては一般的ですが、機能面では業務用に近いものになっています。
例えば、上下方向のみならず左右方向にも投影画像の位置調整が出来る電動レンズシフト機能、4種類の本格的な交換レンズ群、システムの一部として制御するためのリンクモード、スイッチャー連動モードを備え、更にオプションでLAN経由での制御も出来ます。
入力は、アナログRGBの他、DVI、コンポーネントなど多彩です。また、PCカードによるパソコンレスプレゼンも出来ます。
SONY VPL-CX5
最近、PLUSのU2-X2000、EPSONのELP-730等、軽量ながら2000ANSIオーバーの高輝度機が相次いで発売されましたが、このVPL-CX5は、最も低価格で55万円の値付けになっています。
特長としては、電動レンズプロテクター、電動チルトアジャスター(角度調整機能)等の目新しい機能を持ち、メモリースティックによるPCレスプレゼンも出来ます。自動台形歪補正、入力信号自動識別、リモートマウス機能等の機能もあります。また、デザインにも凝っていて、鏡面塗装の概観と、凹凸の少ないシンプルなデザインでSONYらしさが漂うプロジェクターです。
PANASONIC TH-L730NT、TH-L720
PANASONICのTH-L730NTは、重さ4kgで2200ANSIルーメンの高輝度プロジェクターです。無線LAN機能を内蔵してワイヤレスプレゼンテーションが可能となっています。ワイヤレスプレゼンテーションは最近多くのプロジェクターで可能となりましたが、本製品では、スライドの入れ替え、選択などよりスピーディに投影出来るところに特長があります。
SDメモリーカードによりパソコンレスプレゼンテーションが可能な他、メモリーのデータをブラウザにより選択投影することも出来ます。また、ブラウザからは、プロジェクターの各種コントロールも可能です。画質面では、動画再生の高画質化、sRGB対応などの特長があります。機能面では、水平台形歪補正、自動垂直台形歪補正、短焦点レンズ採用などの特長があります。
また、TH-L720は、TH-L730NTから、無線LAN機能、SDメモリー機能、水平台形歪補正機能を省いた製品です。しかしこの機能の差で価格は5万円しか違わないので、TH-L730NTの方がお得でしょう。
NECビューテクノロジー LT157J
重さは2.2kgのままで、明るさは1500ANSiルーメン、コントラスト比は600:1となり、1500ANSIルーメン以上のデータプロジェクターとしてはDLP機まで含めても、最も軽い製品となります。
このサイズながら、コンパクトフラッシュメモリーによるパソコンレスプレゼンが可能です。また、新規開発のランプによりエコモード時(1200ANSI)は、最大2500時間のランプ寿命になります。USBマウスを接続して投影画面に図や線を書き込めるチョークボード機能もあります。
日立製作所 CP-X990J、CP-X430J
CP-X430Jは、0.9インチ液晶パネルを使ったプロジェクターとしては最も明るい2500ANSIルーメンを実現しています。明るさ重さ比も液晶方式としては抜群の値です。CP-X990Jと同様に横方向台形歪補正機能、静音モードを採用しています。
三洋電機 LP-XU31(L)
EPSON ELP-8200、ELP-71
PANASONIC TH-LC75
このクラスのプロジェクターは激戦区なのですが、確かに50万円を切って(それも498,000円ではなく468,000円)1200ANSIルーメンの製品は現在のところ他にはありません。しかし他社も追随してくることは明白で、販売店としては気になるところです。
日立製作所 CP-X380SJ、CP-X275J
最近の日立製品の特長となっている短焦点レンズを備えていて、1.8mで60インチの投影が出来ます。スクイーズされたDVD映像を16:9のワイド映像へ伸張して高画質再生する機能、ワイド映像投影から4:3映像に切り替えた場合に縦方向のサイズを合わせるスモール4:3モードなどを備え、シアター用途にも対応しています。
CP-X275Jは、0.7インチパネルを使った1100ANSIルーメンの明るさのモバイル機です。
富士通 PJ-X3000
EPSON ELP-8150
最近では、Microsoft NetMeetingなどを使用した遠隔地との会議、プレゼンがより一般的になってきましたが、LAN対応のプロジェクターは時代の流れの中で当然要求されてきました。遠隔プレゼンテーション用途には、SONYでも無線LAN対応の製品のデモをしていましたし、東芝もBlueTooth対応製品を試作しています。プロジェクターは、従来のRGB接続から開放されることにより、パソコン周辺機器、ビデオ端末としてより多くの可能性を秘めていると言えます。
さて、このELP-8150を使えば、例えば大規模な学会発表などでも、各会場にLANを介してデータを送り容易にプレゼンテーション出来る訳です。これに対しRGB接続では分配器や信号補償器を付けてケーブルを伸ばしたり、と簡単にはいきません。
基本機能はELP-8100と同様で、3200ANSIの高輝度と豊富なインターフェースを持っています。写真からは紹介ページへ、製品名からは、ニュースリリースへリンク。紹介ページの仕様表でランプが370WUHEとなっていますが230Wの筈では?
EPSON ELP-715、ELP-713
EPSON ELP-715は、従来のELP-710にPCカードスロットを搭載して、パソコンレスプレゼンが出来る製品です。他社製品ではかなり以前からありましたが、エプソンとしては初めてのものです。以前からPCカードからのスピーディな投影を目指して開発してきたとの話ですが、本格的なプレゼンにはやはりPCとつないだ方がよいでしょう。明るさは、ELP-710の1000ANSIルーメンから、1200ANSIに高輝度化されています。また、D1〜D4対応となっています。
EPSON ELP-7700、7600
新規開発の筐体はズングリしていて、かなりの高さ(厚さ)があり、重さも6.9kgと据置きタイプです。
インターフェースは多彩で、アナログRGB2系統のほか、デジタル入力(DVI-D)もあり、D1〜D4対応しています。ELP-7700のみBNC入力も備えています。
また、従来サービスマン対応となっていたレンズ交換は、ユーザー開放となりましたが、このシリーズのアタッチメントレンズは簡易的なもので、ELP-8000用などのような本格的なものではありません。
先日のWorld PC Expoでは、エプソンブースに展示投影されていましたが、残念ながら当社の比較投影には参加頂けませんでした。
当社では、各製品の販売を行っています。
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